皆さんは、エコの車やエアコンLEDライトなどを使っていると思います。
そのエコの商品、例えば、普段あまり車に乗らない人がエコカーだからと言って乗る量を増やしてしまったとしたらどうなるでしょうか?
エコの世界ではこのエコの商品だからと言ってかえって多くエネルギーを使ってしまう事を「リバウンド効果」と言います。
体重が思い方が体重を減らした後に起こりやすいリバウンドと同じリバウンドです。

このリバウンド効果、計算してみると色々な数値が目につきます。
まず、暖房ですが、潜在的なリバウンド効果として10~30%あります。
住居環境、快適性の向上のためのエネルギー消費効果も含まれています。
そして冷房は0~50%です。
暖房よりも幅があります。
これも同じく、住居環境、快適性の向上のためのエネルギー消費効果も含まれています。

そして家庭用照明、10未満~50%。
この家庭用照明は照明器具の利用時間から捉えた間接的な効果推定です。
更に、自動車は10~30%のリバウンド効果があります。
これは嗜好の変化(自動車の重量や馬力などに対する)についての影響も含まれている可能性があります。

この様な計算がありますが、皆さんはエコだからと言ってかえってエネルギーを使いすぎていることがあるかもしれません。
なるべく考えて、極力エネルギーを使わないように工夫していきたいですね。


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